関西圏でもひときわカレーレベルの高い地域として挙げられる大阪。
独自の「スパイスカレー」ブームの盛り上がりの頃から、噂はよく聞くようになりました。
その頃は、とにかくスパイスの効き重視、っていう側面が自分にとっては強く目に映り、敬遠する気持ちも少なからずあったものですが、最近ではずっと色々な方向性へ派生しています。
スリランカカレーの影響が強い、ヘルシーさのあるもの。同様にスリランカカレーのワンプレート提供、彩りの華麗さ。営業形態も多様化し、フルオープンの営業に固執せず、昼のみだったり、売り切れ次第終了のスタイル、居酒屋に間借り営業、はたまたカレーバー。
とにかく今までのスタイルにとらわれない柔軟さを武器に発展していっているように感じられます。

それにしても、大阪の人たちのカレー意識の高さが凄いな、と思います。

少し前まで、「インドカレー」といえば、「バターチキンカレー」に代表される甘めの濃厚カレーだったものですが、そこからまた新たな「型」が知られるようになってきて、南インド料理なんかも少しずつ市民権を得てきつつある昨今。
その「型」のひとつが、カレー的なものと(主に)長粒米を蒸して作るカレー炊き込みご飯的な「ビリヤニ」。
カレー愛好家の間では、ずいぶんと知名度が上がってきたな、という感じだと思いますが、一般的な認知はまだまだ。
その「ビリヤニ」 にしても大阪では知名度が高めな気がするのですよ。
友人のピアニストが今熱いカレーエリアとして「谷町4丁目」の話をしてくれましたが、普通にビリヤニという単語が出てくる。心斎橋ど真ん中のちょっとマニアックなパキスタン料理・アラブ料理のお店にランチで女性客グループが来ていて、ビリヤニとかハラールフードの話なんかをしている。
散歩していたら、うどんやそばを出しているお店に「サグチキンカレー(ほうれん草と鶏肉)」のメニュー写真が貼ってある。

おっと、カレーパンの記事を書こうとしたら大阪カレーシーンについて語ってしまってました…。
そうそう、カレーパンです。
大阪駅にあるパン屋さんにカレーパンが4種類もあった上、実に美味しかったのでレポートを書きたい次第であります。

デ・トゥット・パンデュース(de tout Painduce) エキマルシェ大阪店

エキマルシェという改札外にある商業施設というか、お店の集合体の一角に出店しているパン屋さんです。
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グリーンカレーパン
カッテージチーズとベーコンが乗ったカレーパン。
「グリーンカレー」といえど、タイカレー風ではなく、おそらくほうれん草ペーストが使われたインド系!珍しいです!しかもカッテージチーズ乗せということは、サグパニール意識ということでしょうか。
これ見よがしにインド風とかスパイス!という感じではなく、柔らかな味わいで美味しいです。

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玉ねぎとカレーのガレット
あまりカレーパンだぜ!って感じではない風貌ですね。
こちらのカレーは、バジルとトマトの入った、イタリアっぽいテイストのカレー。それでもカレー。
玉ねぎとチーズとのマッチングが良く、カレーを意識しなくとも美味しくいただけるひと品。

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「大人のカレーパン(右)」 
辛口です。R-18(たぶん嘘)。
ガレットに入っていたカレーの辛口バージョンが入っています。辛くても良いですね。
ラスク的なものが貼り付けてあって、こんがり焼けています。

「やっぱりカレーパン(左)」
「やっぱり」とか言いつつこれが実は一番特徴的に思えました。
普通のカレーパンなのですが、中身のカレーがしっかりシナモン、カルダモン、クローブ等の香りが効いた美味しいものでした。そういう特徴的な香りを普通に使ってくるあたりに、大阪のカレー意識の高さを感じられます。

駅の商業施設への出店は、新大阪駅の改札内にもあるので、電車に乗ってもカレーに困らない!
素晴らしいパン屋さんです。
カレー系ばかり買ってしまったので、次回は別のものもいただきたいと思います。